奈良の歴史をしのぶ観光スポット・法隆寺

奈良の歴史をしのぶ観光スポット・法隆寺 - 奈良の宿

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奈良の歴史をしのぶ観光スポット・法隆寺

奈良と聞けばすぐに法隆寺や東大寺を思い出す方は多い事でしょう。
特に法隆寺は奈良県が誇る世界最古の木造建築として、日本で初めてユネスコ世界遺産にも選ばれています。

京都と並んで日本を代表する古都として、世界的な知名度を持つ観光スポットなのです。

そんな法隆寺については興味深い逸話がいくつかあります。

表参道を進んでいくと南大門をくぐりますが、その門の階段脇に魚の形をした石が埋め込まれています。
いわゆる「鯛石」と呼ばれる名物です。

言い伝えではこの鯛石は法隆寺を水害から守っているそううです。

南大門から境内にかけては地面が高くなっていて、大雨が降ってもこの鯛石より水が浸入しない、境内には水害が及ばないと言われています。

また、法隆寺の周りには砂利よりも大きなサイズの石がびっちりと敷き詰められていますので、大雨が降っても地面が削られたり、穴が開いたりしません。
水はけが良いので木造建築の寿命もたいへんに長くなるのです。

■607年に聖徳太子と推古天皇によって建立
聖徳太子と推古天皇によって建立
法隆寺は607年に聖徳太子と推古天皇によって建立されました。
仏教美術の集大成とも言える寺院です。

観世音菩薩を始めとした仏教関連の遺産や当時の文化を示す重要な文化財が多数宝物されている事でも注目されています。

また、法隆寺建立には木を扱う大工職人の卓越した技術が随所に見られます。
現在では失われてしまった技がいくつもあると言われていますので、世界中の建築家が訪れて勉強をしています。

実際に建造物を見ると、その合理的な論理と表現の美しさには驚嘆するばかりです。
例えば軒の出を支える組物に雲斗、雲肘木と呼ばれる曲線を多用した部材を用いていますが、この様な難しい加工においても寸分の乱れがありません。

飛鳥様式とされるこれらの技術は世界でも類を見ない完成度の高さです。

法隆寺は五重塔を含む西院伽藍と聖徳太子一族が居住していた斑鳩宮の跡に建立された東院伽藍、そして百済観音像をはじめとする寺宝が収められている大宝蔵院等からなっています。

夢殿
特に東院伽藍には聖徳太子の等身像が祭られている夢殿が有名です。

日本の伝統と歴史を教えてくれる法隆寺は、正に日本が誇る文化遺産なのです。